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稲刈り

2021年10月04日

稲刈り

いよいよ10月になりました。そろそろ稲刈りです。田んぼは黄金色に輝いてます。とても美しい光景です。

昔、薩摩藩領は稲作に適していない地質でした。加賀100万石の次、77万石の大藩でしたが、実際の米の収穫量は77万石を、かなり下回っていたようです。島津斉彬の時代は、米は作れないが米不足は解消されていたように思うのです。他藩に大金を融通したり、武器提供の見返りや返済は全て「お米」だったからです。薩摩藩にとって「お米」は最重要で、とても大切な物だったと思います。

鹿児島の大地は「シラス」によって多くを形成してます。「シラス」は水はけが良すぎるために稲作には向かず、さつま芋や茶などの農産物しか出来ませんでした。1955年以降、灌漑用水(川・湖から水を引いて農地を潤すのに必要な水)の設備によって水の確保に努めたことから稲作が盛んになりました。様々な人達の尽力が今に繋がっているんですね。

今は鹿児島でも美味しいお米が穫れるようになりました。霧島山系を源流とし、錦江湾まで注ぐ天降川周辺で出来る「ひのひかり」。昼夜の気温差が大きく清流を利用した美味しいお米「伊佐米」。美味しいお米を食べられることに感謝です。

9月1日時点で、お米の作況及び収穫量予想では、「良」1県、「やや良」5道県、「平年並」20府県、「やや不良」20都府県の見込みになっています。8月の長雨が原因の一つかな。米農家さんは田んぼの準備、発芽、田植え、管理、被害対策、ようやく収穫。大変な大変な作業だと思います。

豊作であってほしいです。新米が待ち遠しいですね。

コメの字を分解すると十八と十八 エンジェルナンバー「18」は、富を象徴する縁起の良い数字です。米を食べて素晴らしい運気を呼び寄せましょう。 米に感謝!