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彼岸花

2021年09月07日

彼岸花

最近、彼岸花を見かけるようになりました。お彼岸までは日にちがありますが咲いてます。彼岸花は「まず花が咲き、後から葉っぱが伸びる」という.通常の草花とは逆の生態をもってます。

この彼岸花は球根に毒があります。お墓や田んぼの畦道、土手に咲いているのは理由があるのです。昔は土葬だったので死体をモグラやネズミなどの小動物、虫を避けるために植えられていたようです。田んぼの畦道や土手にあるのは、稲を守り土手の土を荒らされないためです。いわば土を守ってくれる美しい花なのです。

彼岸花は別名を、曼珠沙華といいます。仏教用語で「天上の花」という意味をもってます。「天上=あの世」という解釈で不幸なイメージとされてます。不幸な花と決めつけられ彼岸花が嫌われるのは、人間の身勝手だなと思います。彼岸花は存在するだけで素晴らしい花です。

人間の「料簡の狭い自然観」に関係なく毎年お彼岸の時期にきれいな花を咲かせます。私は、秋を感じられて好きです。

私たち一人ひとりは、神との約束(賜命)をもって産まれてきたのです。大事の大を分解すると一人(ひとり)の事、私たちは尊い存在なのです。今日一日の生命に感謝して賜命に仕えていきましょう。