2015年04月20日
生命と想念の実践
私たちは、物や形を中心とした体主のあり方から、心を中心とした霊主のあり方に変わることを目指しています。
物や形を中心にしますと、どうしても自分だけといった“我”や、物や名誉、権力などへの“執着”、人よりも……という比べる“慢心”が芽生えてきます。このような我、執着、慢心が、いろいろな歪をおこし、思ってもいなかった方向へと進んでしまいます。
それではいけないと、四苦八苦しながら、また難行苦行の修行をし、克服しようと努力しますが、それがかなわないと、「仕方がない」と諦め、我慢すればいいといった自己犠牲の心がわいてきます。
そして、残念という“悪い因縁”を残して、自分だけでなく、周囲にも、そして子孫へも悪い影響を及ぼしていきます。
これでは根本的な解決にはなりません。
物や形中心から、心中心に変えていくことです。
そのためには、我、執着、慢心を、感謝、素直、真実の心に変えていくことです。
感謝することで、歓びの想念がわいてきます。素直な想念から改心ができます。真実の想念から、誠心でことに臨んでいくことができます。
“できない”を“できる”に変えていくのが神仰実践です。
その歓びが、“因縁の解消”となり、新たな“良い因縁の創造”へとつながっていきます。「必ず、仕方があります」
神様からいただいた、生命と想念の実践です。