2022年12月31日
本命の誕生の時がきた
* 時の力となる本命誕生
昼の世界をつかさどる神のご出現が、神誕生(下生)です。 下生された神は、真相と実相を開けて、因縁を、この限界で形にあらわして片をつける神です。 人の本霊と本命のに下られ、愛と力の審判によって、立て替えと立て直しをされる救世の神です。 神は、人に生と命を移して、本命の誕生とその働きを期待されるのです。 本命の誕生とは、神からいただいた生命を、ほんものにする実践をいいます。 本霊をいただいても、救世賜命に仕えなければ本命誕生にはならないのです。 救世主様は、” 自己本位に生きる生命から、救世賜命に与えられる本命に生きなさい ”と仰せられています。
* 本命と新しき生命
神定めの賜命と、みこころに経綸される時の御神業は、救世主教にいただく御神命であり、それが本命です。 わたしたちの本命は、救世の賜命によって、新しき生命をいただくことにあります。 それは想念の転換をして、昼の世界の住人となることにあります。 そして、霊性の向上をはかって因縁をとき解(ほど)くことにあるのです。 救世主様の神業によって、霊界に積まれてきた夜の時代の因縁は、神の審判である神の救いを受けて、祖霊と共に赦されていくのです。 因縁は形となって、片をつけていただける時がきたのです。 救世主様の御神業は、浄化による立て替え・審判による立て分け・賜命による立て直しの神業(かむわざ)なのです。
* 本命に生きて創る日月地の神世
霊性が高まり、救いの想念がはぐくまれてくると、救世賜命にお仕えすることができます。 救世賜命にお使いすることにより本命が誕生すれば、夜の時代に積みあげられてきた因縁は片づけられていきます。 本命の誕生が赦される」日月地の神世では、因縁は報いの対象ではなくなり、御賜命を果たすよりどころとなります。 新しき生命をいただき、新性人間となって体主の因縁を解消し、霊主の善因を積んでいくことこそ、これからのわたしたちの本命です。 この本命に努力すれば、浄化のうえに歓びと希望が湧きでて、生きる力がいただけます。 本命に生きて創るのが、光明かがやく日月地の神世です。
* 永遠の生命こそ神仰の本命
本命に生きることは、神の審判をいただいた新しき生命の姿です。 神の審判をいただいて本命にお使いしていけば、祖霊と自己と子孫の運命は弥栄(いやさか)にひらかれていくことになります。 救世主様は、” 目に写る事象のみに終始して、生命の本質を知ろうとせず、物質に依存し執着すれば、生命を軽んずる人間性が成長する。 それは、人間の本命がわからなくなったことに原因する ”と仰せられました。 本命によみがえって、その賜命を果すことは、体主の因縁の清算と霊主の因縁の清産となります。 因縁の清算と清産、それは新しき生命の誕生であり、ほんとうの生命である永遠の生命をいただくことになります。 それが、神仰の本命です。