2022年01月30日
節分
2月3日は節分です。本来、節分とは季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことをいいます。季節の分け目の日という意味です。旧暦では春から1年が始まるとされていたので「立春」の前日である「春の節分」が大切とされ
「春の節分」=「節分」となったようです。春の節分には邪気が入りやすいと考えられ、節分の豆をまいて鬼を追い払い、無病息災を祈る行事として追儺(ついな)が広がり、豆まきが節分の行事になったといいます。
節分といえば恵方巻。その年の縁起の良い方角(恵方)を向いて巻寿司を丸かぶりすると願い事が叶い、福を招くとされる食べ物です。最近では恵方巻の種類もたくさんあって選ぶのも楽しみです。豆まきしましょうね。
私達の節分は「神は内、福は人」の神言を唱えながら、五色(茶・白・赤・緑・黄)の花豆を撒く神事です。人としてのあり方、人として生きる姿が込められています。想念(心)に神をいただいて感謝・素直・真実を見失わない御神意です。福を人の他のために為す生き方を忘れない救いの利他行に誘う(いざなう)御神意です。御神意に結んで「共の仕合わせ」を赦されていくのです。