2024年08月14日
みこころのままの迪を知って その1
私が神仰と出会ったのは、今から三十年前です。 親戚のおばさんからの福音でしたが、その当時は、宗教に対して良いイメージをもっておらず、聞く耳はありませんでした。 私が、家を継ぎ、長男が生まれるとまもなく父が五十四歳の若さで他界して、母と妹二人と祖父との同居となりました。 それからの母は、男の役割もしなくてはならない大変な苦労の始まりでした。 そんな姿と同時に、いつも愚痴や不平を言い、私たち娘に八つ当たりする母が嫌でした。 女ばかりのなかで、いつも誰かがけんかして口を利かないなど、何もない日はほとんどなかったので、夫に気を使い、こんな家庭環境の中では子供を育てたくないと思ってました。 しばらくして、私たち親子五人ですぐ近くにある叔父の家に移りました。
母のようなことはしたくないと思い別居したはずなのに、すべて自分がしなくてはならなくなり、忙しいとつい子どもに大声で怒鳴ってしまうようになりました。また、自分の思うようにならないと物にあたったりして、子どもの寝顔を見ては、「 怒りすぎたなあ! 」と後悔と反省を繰り返す日々でした。
つづく