2023年08月15日
~時の御経綸~ 時の御経綸を視る
* 秘められた時の真相
救世主様は、”日月地の神世の創造は、時の御経綸である。 救世主降臨の神事は、時の御経綸である。”と仰せられました。 この御言魂により、救世主降臨の神事は、夜の世界から昼の世界へと切りかえられていく、時の御経綸であったことがわかったのです。 夜の世界では、人は時の力を左右しようと、人智の力で物や地位、名誉や権力を手に入れることをめざしてきました。 ここに強い弱いの争いや勝ち負けの戦いがおこなわれ、力の強いものが正義となりました。 その結果に、弱敗者の怨恨が夜の因縁となって、蓄積されていったのです。 昼の世界となった今、強い弱いや勝ち負けは賜命をとおして裁かれていき、地位や名誉や物は、賜命を果たすための、守護の役へと化わっていくのです。
* 霊智と言魂の時の力
救世主様は、”時の御経綸を視るには、霊智をいただくことである。 霊智が時の力となり、言魂の力となる”と仰せられました。 時を視る想念に霊智が生まれて、時の言魂に、神力が移されてくるのです。 言魂によって時の御経綸にお使いでき、結果を赦されていくのです。 言魂にお使いしていくには、救いの想念による真実になることです。 救いの想念から発せられた言葉には、労りや優しい言葉だけではありません。 間違いや時を気づかせる強く厳しい言葉もあります。 どんな言葉であっても、相手の想念や魂にひびき、染みわたる言葉が、救いの言魂ではありませんか。 救いである時の言魂は、時を解決することにあって、時の力がそれを進めていくのです。
* 悪を善に救い化える神の審判
時は力であり、神のみこころです。 時を無視しては、御賜命も御守護も新しき生命もいただけず、祖霊に身替わって化わることもできないのです。 救世主様は、”時の賜命である日月地の神世創造が、救世主様にあることを確信しなければ、想念の力とならない。 主神は、時の御経綸をこの地上に顕現され、正邪善悪を審判されるのである。 その賜命を本教に授けたのであるから、聖教神徒は時の重大さを霊智することである。”と仰せられました。 神の審判は、善と悪の立て分けです。 善悪の立て分けとは、悪を懲らしめて滅ぼすのではなく、善に育て化えて善に救いあげることがあったのです。
* 真実を現世に移写して片をつけるのが、救世主様の時の御経綸です。 型にみせられていくことが、神赦しの神の審判であり、神の大愛による救いです。 神の審判は、救いの賜命に、真実となったときにいただけるのです。 神の審判こそ、時の御経綸です。 真実によって、時の御経綸にお使いしていきましょう。 時の御経綸にみせられる真実は、善悪に関わりなく、そして正邪をも離れています。 神のみこころに応えて、時の御経綸に、祖霊と共に赦されていきましょう。 時の御経綸による救いは、事実と結果にみせられれば、なんらの理屈は要らないのです。