2021年01月17日
人のために生かす生命を賜って その2
しかし、六十代後半にして突然、生死をさまようような大病に冒されました。時間の問題とまで言われ、教会長さんに言挙げしました。すぐに駆けつけてくださり、御洗霊を賜り特別神救いお願いをさせていただいて、一命を取り留め、今はこうして御賜命をいただいております。
若いときの念願であった、世のため人のために一生を捧げさせていただきますとの救世主様との誓いは、現在に至っております。食生活では、地域の男性料理クラブで調理の研修のお手伝い、伝達、また踊りでは、高齢者センターの四十数名の皆さんと触れ合って、公民館二ヶ所で二〇数名の指導と目まぐるしく過ごしております。昨年十一月、公民館にて外国アジア青少年団との民謡の交流会が行われました。十八歳から二十二歳までの若くてきれいな娘さんたちと、アジアの民謡を教えあいました。私たちは、おはら節をいっしょに踊り、交流のひと時を過ごしました。
また、老人ホームなどの慰問も次から次に声がかかり、昨年は七ヶ所行かせていただきました。ホームのみなさんは高齢者で私と同じ仲間だと思うとき、「 救世主様ありがとうございます。」とお礼を言います。仕合わせに人の心に愛の花を分けてあげられることがうれしくて、ホームの皆さんも涙を流して喜ばれます。帰るときは、「 また来てね」 と握手をしながら分かれます。この感動は何物にも変えがたい喜びです。