2016年06月10日
~節分けの時を迎えて~ 想念の世界を変えていく
どのような想念の世界を変えなければならないのでしょうか。
救世主様は「“物”中心から“心(神)”中心に変わること」と仰せられました。
物を中心にすると我や執着、慢心が生まれ、私有の想念が育ってきます。
そして物への切りなき欲が強くなっていきます。
そうすると、その欲が弱肉強食の関係を創っていくのです。
強いものは利己的となり、弱いものを蔑ろにし、弱いものは強いものに屈し、怨念の想念となるのです。
強いものも弱いものも、共に神様が示されている真実を見失うのです。
物中心の想念は“時”にも及びます。
他の人の時間さえも、私有化してしまうこともあるのです。
物中心による我・執着・慢心は、結果として病貧争へとつながっていくのです。
しかし、すべては神様からいただいたものです。
言い換えれば、現界にいる間、神様から借りているのです。
なぜなら、すべての物は“あの世”には持っていくことはできないのです。
それでも、自分の物と思うところに想念の誤り(間違い)が起きてしまいます。
また、自分の力で所有したと考え違いをし、神様を無視して我、執着、慢心が強くなっていくのです。
想念を変えていきましょう。
物中心から心(神)中心に変えていくことです。
それには、物が主ではなく、神様に結ばれた生命が主であることを視ることです。
神様に結ぶ想念により、“我・執着・慢心”を“感謝・素直・真実”に変えていきましょう。