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十三夜

2021年10月16日

十三夜

十三夜を知っていますか。十五夜は知られていますが、十三夜は馴染みがないように思います。

十三夜は10月18日です。十五夜と十三夜は、何が違うのでしょうか。十五夜は中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習です。十五夜は月の神様に豊作を願います。十三夜は稲作の収穫を終える地域も多いことから、秋の収穫に感謝しながら美しい月を愛でるのです。

十三夜は、十五夜の約1ヶ月後に巡ってくるのです。「後の名月」と呼ばれます。他にも「栗名月」とか「豆名月」ともいいます。十三夜は晴れることが多いので、「十三夜に曇りなし」という言葉があるくらいです。そして、1年のうちで2番目に美しいです。

十三夜は満月に当たることはありません。満月になる前の、少し欠けた月になります。今のところ18日は、鹿児島の予報では晴れます。今年の十五夜は、とても美しい満月でした。十三夜も美しい月が見られるといいですね。十五夜と同じく、お月様を見て先祖を偲び秋の収穫に感謝しましょう。ススキや秋の七草、芋類、果物を、お供えして十三夜を迎えましょう。

美しい月を美しいと思える想念(心)に感謝です。そして、お供えした食べ物には、月の力が宿ると言われていますので頂きましょう。