2021年09月07日
徳を積む その3
さて、人は神様よりもっと積極的に自分の命を生かすことが望まれています。それが賜命です。
じっとしていても生きているかぎり他の生命を犠牲にするのですから、じっとしているのではなく積極的に体を使って、想念を使って人のため世のために尽くすように努力することです。
「世の中のためにする。ひとのためにする。人の幸せを願ってする。他人の難儀を助ける。困っている人を助ける。」とあります。ひとのためにするという言葉で言い尽くしていると思われますが、その行為には様々なかたちがあるようです。
まず世の中のためにするということでも、大袈裟なこと、大それたことというのではありません。立場や仕事を活用してできることもあれば、平凡な人でも世の中のためにできることはたくさんあります。平和への祈り、大自然を大切にする。環境の悪化を防ぐようにする。ボランティア活動を勧める、世の中のためを考える人、子供を育てるなど、いずれも世の中のためにすることです。
次に続く。